基礎知識

BTC(ビットコイン)とは?

今回はBTC(ビットコイン)について詳しく説明していきたいと思います。

BTCってどんな通貨なの?どんなことができるの?

そういった疑問にお答えしていきます。

BTC(ビットコイン)とは?

BTCはブロックチェーン技術を使って初めて作られたコインです。

現状、仮想通貨の中で最も有名で、最も時価総額が高いものになります。

BTCの仕組み

BTCは発行当時から上限枚数が決めれられており、2100万枚しか発行されない仕組みになっています。

2021年時点でその90%が既に発行・流通されており、およそ1889万BTCが市場に供給されている事になります。

2009年1月9日に最初のBTCがマイニングされ、そこから半減期やハッシュレートを考えると残り10%がマイニングされるのは2140年2月頃と予想されています。

また、2100万枚全てが市場に出回る訳ではなく、370万BTCが既に失われたと推定されています。

理由としては、BTCの保管管理に必要な秘密鍵の紛失や保有者の死亡など多岐に渡ります。

また、ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトが保有する100万BTCは彼がBTCの黎明期にマイニングして以来、手付かずの状態になっています。

半減期とは?

BTCは4年に1回半減期なるものがあり、経時的にマイニングされるコインの数が徐々に減っていくようプログラミングされています。

それはBTCの価値を相対的に上げるためです。。

今後、BTCが更に有名になり、求める人が増えてもすでに供給量は決まっているため供給よりも需要の方が高い状況になっていきます。

そのためBTCの希少価値が上がり相対的に金額も上がっていくという事です。

マイニングとは?

どうやってBTCが供給されているのかというと、マイニングという方法でのみ供給されています。

マイニングとは簡単に言えば、ブロックチェーンの情報が詰まったブロックを一番早く作業して納めた人にBTCをあげますというシステムです。=(マイニング報酬)

かつてはプログラミングが得意な人の間で行われることが多く、彼らはBTCをマイニング報酬として受け取っていましたが、BTCが有名になるにつれ国家規模でマイニングを行う国も現れ、今では個人でのマイニングはなかなか難しい状況になってきています。

マイニングを行うには①大規模なコンピューター②それを置くための広大な土地③コンピューターは熱を持つため、寒い土地。以上3つがマイニングには適した環境であるといわれています。BTCが環境に悪いといわれる所以もマイニングのために大規模なコンピューターを使用し莫大な電気を使用するためです。BTCは4年に一度半減期があると先ほど説明しましたが、マイニング報酬もそれに伴って減っていきます。

上記理由から現状個人でマイニングしBTCを稼ぐことは難しいです。

BTCの特性

国・政府が発行主体となっている法定通貨とは異なり、BTCは国に依存せず全世界共通であることから国際的な支払いや送金の手段として徐々に用いられ始めています。

メリット

BTCを使うことでのメリットは以下です。

メリット

  • 手数料不要
  • 送金に時間がかからない
  • 銀行口座を持たなくてもスマホ一台で誰でもが送金可能
  • 送金手数料

本来、送金を行う場合、銀行などの金融機関が間に入って仲介を行います。そのため仲介手数料が必要であり、割高となっていました。しかしBTCを使うと直接的なやり取りが可能となるため金融機関が間に入る必要がないため手数料が不要となり、低コストとなります。

  • 送金に時間がかからない

金融機関が内部で行う処理には一定の時間がかかることや営業日の都合などにも配慮する必要があり、時間がかかるものでした。BTCはそういった仲介を不要とし相手方との直接的なやり取りを可能とします。そのため時間がかからず、すぐに送金が可能となります。

  • 銀行口座を持たなくてもスマホ一台で誰もが送金可能

現在、送金を行う場合は銀行口座を持っている人など限られた人にしかできない現状があります。

発展途上国では銀行口座を持てない方も多く、送金はハードルが高い面がありました。

しかし、仮想通貨ではスマホ一台あれば、誰でもが好きなタイミングで送りたい人に送金をすることが可能なため仮想通貨での送金やり取りは増えていくのではないかと思います。

デメリット

デメリット

  • 価格変動が激しい
  • 決済手段としてまだ限定的
  • 価格変動が激しい

現状、仮想通貨全体として価格変動が激しく価値が安定していません。そのため投機的な投資対象を見られており、本来の使用目的・価値とは乖離している現状があります。

  • 決済手段としてまだ限定的

仮想通貨を決済手段として導入する企業・店舗・国は増えつつありますが、未だ限定的なのは否定できません。

まとめ

今回はBTCについて解説しました。

まとめ

  • BTCは仮想通貨の中で一番最初に作られ最も有名で最も時価総額の高い仮想通貨
  • BTCはマイニングて採掘され、半減期で供給量が徐々に減り価格が上がるようプログラミングされている
  • BTCは仲介手数料不要ですぐに送金でき、銀行口座を持たない人でもスマホ一台で利用できる
  • BTCは現状、価格変動が激しく投機的対象。決済手段としてもまだ限定的

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